森の恵み

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改修工事も完了間近。外壁工事が終わり、薪ストーブの設置も完了し、後は土間の仕上げを残すのみとなりました。


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概観はこんな感じです。外壁には耐久性に優れたカナダ産のウエスタンレッドシダーを使っています。この材は、森の生き物たちにも配慮し、持続可能な形で木材が生産されている森からやってきました。

カナダの森林認証面積は世界でも断トツのようで、この材も森林認証を取得した森から切り出されたものです。

http://www.mbkk.jp/cert.html

外壁の塗装には、天然素材だけでつくったウッドロングエコという木材防護保持剤を使っています。塗装後、60年間以上効果が持続した例もあるのだとか。

http://www.mitsurouwax.com/cont02/cont0204.html

設計士さんに勧められて、外壁塗装は自分たちでやりました。「できるところはなるべく自分たちの手でやる」というのがお互い一致した考えなので。


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作り方を教えていただきウッドデッキづくりにも挑戦しました。


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リビングの壁も珪藻土を使って、みんなで壁塗り。壁の角を削ったり、相方さんのセンスで装飾したりして、パーマカルチャー風な内壁になりました。


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そして薪ストーブ。リビングから屋根までの穴があいて煙突が通り、威風堂々220kgの薪ストーブが我が家に到着。ならし運転で薪を焚きましたが、焔の舞う姿が何とも美しいのです。次の日の夜はみんなで着火式を行って盛り上がりました。心づくしのお料理とお酒がとっても美味して、薪ストーブの前で酔いつぶれて夢見心地で寝てしまいました。^^;

料理のしやすさと薪の燃焼効率の良さがこのメーカーの薪ストーブを選んだ理由なのですが、さすがに火持ちが素晴らしい。夜くべた薪が朝になっても残っていたのは驚きでした。

伐採、廃棄されるはずの木材が、これからの裏磐梯の厳しい寒さから私たちを守ってくれます。この冬は、太陽の陽をたくさん浴びてすくすくと育った木々たちの来し方に思いを馳せ、感謝の想いを込めて、その温もりをたっぷりと味わってみたいと思います。