暖房の排熱利用

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先日、裏磐梯にも雪が降り、そろそろ冬支度を急がねばならない時期になりました。

昨日は相方さんと一気に畑を撤収。白菜や大根などを除いて、トマトやナスなど、あらかたの野菜くんたちを撤収しました。この夏、本当にお世話になった野菜たちに感謝を込めての撤収作業。来年もよろしくね。

ところで、エネルギーの有効利用を考えたとき、暖房の排熱はとても魅力的。去年は石油ストーブで沸かしたお湯を保温ポットに溜めてました。お湯は料理やお茶にどんどん使うので、3つのポットが全部いっぱいになることはそうありませんでした。

今冬は薪ストーブが活躍することになるので、お湯が沸く量はかなり増えるはず。そのお湯をどこに溜めるかが悩ましい。今のところは、お風呂に溜めようと考えています。水は優秀な蓄熱体でもあるので、冷たい水を張った湯船に熱湯を何度も溜めれば、水が温んで追い炊きのエネルギーが節約できるかなと。

で、実際に5Lのお湯をお風呂に入れてみると2~3℃温まる程度。机上での計算して裏を取ると(※)だいたいそんなものということが分かりました。

折角水が温んでも、次のお湯が沸くまでにお風呂が冷えてしまっては意味がないので、要らなくなったグラスウールを大量にユニットバスの下部に詰め込み、お湯が冷めづらくしましたが、厳冬期に薪ストーブをガンガン焚くようになったとき、この排熱のお風呂への給湯作戦はどれくらい効果があるのかな?

今冬はそんなことも実験しながら、薪ストーブライフをエンジョイしてみたいと思います。


※参考まで理科の復習(笑)

10℃の水200Lがn℃まで上がるのに得る熱量と、熱湯5Lがn℃に下がるときに失う熱量は等しいので、

200L×(n-10)=5L×(100-n)

n=12.2℃

で、2.2℃温度が上がるはず。