カーボンフットプリントを測ろう

上図は2022年の我が家のエネルギー収支(光熱費収支)です。3年連続で支出が右肩下がりでしたが、去年は大きく増加に転じてしまいました(年間77,274円)。軽トラの利用機会が増えたこと、灯油の使用量が増えたこと、電気料金の高騰(及び電力会社の変更)が要因です。ちなみに買電量は552kWhから481kWhと減っています。それでもダブル売電もあり、収支で見ると57,194円のプラスでした。

今回は新たな取り組みとして、CO2排出量(カーボンフットプリント)に着目してみました。日本では平均して7.2トンのCO2を排出しているそうですが、私たちの社会を健全に維持する(1.5℃目標を達成する)には、これを1人当たり年間1トン、1/7くらしにCO2の排出を抑える必要があると言われています。1トンが目標として、自分がどれくらいCO2を排出しているのか、を算出してみました。

まずは、家でのエネルギー利用(住居部門)。自治体などがウェブ上で提供している環境家計簿を参考に、我が家でのエネルギー使用量をCO2排出量に換算したのが下図です。トータルは約700kg-CO2で、電気やLPガスに比べて金額が少なかった灯油とガソリンのCO2排出量が多い点が特徴的ですね。電気は再エネ100%のサービスを利用しているのでCO2排出ゼロでも良いかとも思ったのですが、一般的な換算値(CO2排出係数=0.35kg-CO2/kWh)で考えました。ちなみに、LPガスは6kg-CO2/m3、灯油は2.49kg-CO2/L、ガソリンは2.32kg-CO2/L としました。

家でのエネルギー利用に加えて移動について、リーフの急速充電や帰省時の飛行機利用を加味したものが下図です。家族に不幸があり、仙台ー千歳を3往復したことがCO2排出に大きく寄与しています(仙台空港までリーフでの移動もそれなりに効いている)。

しかし、私たちの暮らしで排出されているCO2は、住居や移動以外にも物の購入や旅行、サービスなど様々な場面で排出されていて、これを計測する手立ては現状ありません。そこで簡単な設問に答えることでおおよそのCO2排出量をシミュレーションできるサイトを利用してみました。その結果が以下のように3.8トンとでました。家計や移動の計測値よりは少し低めの値なので、実際にはもっと排出してそうです。これをなるはやで1トンまで減らすのが我が家の当面の目標になるでしょうかね。

 

 

あなたのカーボンフットプリントはどれくらい?

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