目指せ、2030年CO2排出ゼロ

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恒例の年初の我が家のエネルギー収支(光熱費収支)です。2019年は、いよいよ気候変動の脅威が差し迫った現実として立ち現れてきたこと、消費税増税、今後の日本経済の冷え込み予測などを鑑み、リーフへの切り替え、家の断熱(全面二重サッシ化)と思い切って大型出費を行いました。

4月頃からEV車に切り替えたことで、ガソリン代は大きく削減する一方、電気代は増加(11,146円⇒15,925円)、売電代は減少(131,166円⇒128,310円)しました。ちなみに、中古リーフ購入時のキャンペーンで4年間は急速充電無料(それ以降は30,000円/年かかります)。ということで、光熱費は年間76,137円、売電との差し引きで52,173円の黒字となりました。

 

交通部門のCO2の排出量を下げる道筋がついたので、今後は熱部門(灯油給湯、ガス調理)を何とかしたいところ。去年、Earth Spiral として、個人として、気候非常事態を宣言しまして、「2030年までに敷地内から発生するCO2をゼロにする」ことを目標に掲げたいと考えています。来年6月には卒FITを迎えることもあり、余剰電力をいかに活用するかが課題となってくるのでその点を考えていきたいところです。

 

ヨーロッパではお天気任せの風力、太陽光発電を基幹エネルギーとするための法整備が着々と進んでいるそうで、天気により過剰に供給される電力をいかに平滑化するかを考えたとき、電力部門だけでなく交通部門(EV車など)や熱部門(ピートポンプなど)に分散させていく方向性なのだそう(セクターカップリングというらしい。詳細は末尾の動画をご覧ください)。そうした再エネ100%の社会の方向性に沿って行くという意味では、我が家も熱部門ではエコキュートを導入して脱炭素化を図る方向性もありなのかな、と考えている今日この頃です。

 

(参考)