ワークショップルーム改装
2年前のリフォームのとき、自分たちでリビングの壁塗りと床張りをしました。この時、珪藻土がかなり余ったので、もうひと部屋同じようにしたいなと、ITスキルの労働交換で床材も入手し、準備万端のまま1年以上が過ぎ、ようやく先日、壁塗りと床張りを行いました。
借りてきた道具で、珪藻土を混ぜまぜして、ひたすら塗っていきます。珪藻土は漆喰に比べるとちょっと高価ですが、塗りやすいので素人向きの素材です。
こんな感じに自分好みにあしらうこともできるのも、壁塗りの楽しいところですね(写真だと分かりづらいですが)。
床張りはリビングと違ってシンプルな長方形なので、作業がはかどりました。
今回は二回目と言うこともあり、隙間なくきれいに仕上がりました。できないかもと思っても、いざやってみると人間いろんなことができるようになるものですね。^^;
光熱費0円化計画
過去3年間の我が家の水道光熱費を出してみました。
去年の収支は約2,500円16,000円*で、光熱費0円まであとちょっとという感じ。太陽光発電の自家消費と電力見える化による節電で電気代が大きく減っています。去年の7月から売電を開始したので、来年の収支は大きくプラスに転じるはずです。
*去年後半の電気代が集計されてませんでした。お詫びして訂正します。
来年はガソリン代も含めてエネルギー0円になるか検証してみたいと思います(ちなみに去年のガソリン代は約49,000円でした)。ちなみに我が家では、東側の落雪が多く、ガスボンベの固定金具がよく外れて危ないのと、薪ストーブクッキングで冬はガスを殆ど使わないので、来週ガスの契約を休止することにしました。これでガス代(冬場の基本料金)も減りそうです。
あと、細かいことを言うと、2009年の値は移住前と後の両方の光熱費です(移住前の住居の電気代は含まず、2008年末の住居購入後の電気代のみ)。それと、2009年の入居時に灯油タンクに大量に灯油が残っていたので、2009年と2010年の灯油代は実質は倍くらいかかっていると思います。
雪の脅威と屋根塗り
昨冬は積雪が多く、旧家屋の軒はへし折られ、せっかく入れてもらったガラスも大半がまた割れてしまい、悲しい想いをしました。
道路に雪が落ちてはいけないと、道路側の屋根ばかり気にしていて、反対側の屋根の雪下ろしを全くしなかったのが敗因。
雪の威力を身を持って味わいました。
その反省もあって、雪が落ちやすくなるよう昨秋に屋根の塗装に初挑戦しました。
地元でお世話になっている方が余っているという塗料を(売って)くれるというので、それを塗ることに。
調べてみると、錆ている場合は錆止め塗料を、錆が酷い場合は錆落としが必要らしい。
写真のとおり錆が酷いので、まずは錆落とし。グラインダーが良いそうなのですが持ってないので、ドリルドライバーに取り付けるワイヤーブラシを買って、ひたすら錆を落として行きました。
錆を落としたら今度は錆止め塗料。写真の赤い部分がこれを塗った状態。シンナーで薄めて塗るのですが、最初に塗った時は薄め過ぎたので、二度塗りしました。
これが乾いたら、仕上げの塗装。ローラーが良いという人と、たいへんでも刷毛塗りが良いという人がいて迷いましたが、錆止めも仕上げも刷毛塗りにしました。
仕上げの塗料は、塗装後に気温が下がるとつやがでなくなるそうで、一部そうなってしまいました。塗装時は気温が大事なんですね。
お陰で、雪下ろしの方法も工夫したこともあるのか、例年は春まで落ちなかった屋根の雪が今年は随分落ちやすくなりました。
排熱の有効利用
厳冬期、我が家の消費電力は倍に跳ね上がります。昨冬は水道凍結防止帯を止めて、消費を半減させましたが、給湯ボイラーの凍結防止は止める訳にもいかず、冬場の消費電力を押し上げます。
一方、この時期は薪ストーブが大活躍するので、薪ストーブの排熱という未利用エネルギーが大量に発生します。
ということで、今冬はこの給湯ボイラーの消費電力を抑えるため、この排熱を活用して、以下のことを行いました。
・まず、ボイラー設置場所を要らなくなった断熱材で仕切りました。
・薪ストーブでお湯を沸かし、石も熱しておきます。
・パソコンで家全体の電力消費がリアルタイムに監視できるので、消費電力が急上昇(約300W)したら、凍結防止ヒーターが作動し始めた合図なので以下のように対応します。
1.給湯の凍結防止ヒーターを止めるため、お湯を湯たんぽに入れ、熱した石と一緒に断熱材で仕切られた中に入れて入口を閉じます。
2.追い炊きの凍結防止ヒーターを止めるため、水を張った風呂(シャワーしか使わないので)を一瞬追い炊きをして、循環し始たところで風呂の循環口付近に熱湯を注ぎ、ボイラー内へ循環させます。
※給湯の凍結防止ヒーター、追い炊きの凍結防止ヒーターといのは推測。経験上、それぞれにヒーターがあるような気がするので。
これで、見事にヒーターは止まります。面倒なようですが、そうとう冷え込まないとヒーターは作動しないし、一度対策を取ると効き目はかなり長時間に及ぶので、せいぜい朝晩、日に2、3回という感じです(すごく冷え込むと少し頻度が上がりますけど)。
多少の不便も、財布にも優しく、地球や将来世代のためにもなると思えば楽しいし、電力消費が見えるといろいろできて、なかなか面白いのです。
我が家では太陽電池システムの電力モニターで、電力が見える化できましたが、省エネナビやエコワットといった製品を購入すれば、誰でも電力を見える化できると思います(使ったことはないですけど)。
http://www.eccj.or.jp/navi/intro/index.html
今回の排熱利用を行う前の半年で、我が家は、夜はFAXやルーターの電源を落としたり、無駄な待機電力をなくしたりして、8千円ほど節約できました。
省エネナビは少々高いですが、すぐに元が取れる投資だと思います。活用事例が増えて、みんなの節電の知恵が増えると良いですよね。
太陽光発電、下半期の結果
6月中旬から始まった太陽光発電。半年経ったので、発電状況などを振り返ってみます。
まず、電気料金については、7月からの半年で売電が約63,000円、買電が約11,000円、消費電力量見える化で前年からの節電分が約8,000円という感じでした。
こちらは設置業者さんにいただいたこの地域の予測発電量のデータと我が家の発電量をグラフ化したものです。11月までは予測より平均2割ほど多く発電し、12月は予測の半分程度でした。
前者の予測を上回った理由は、今年の日照時間が例年より1割程度長かったことが大きいと思われます。あとは、気温が低く(その方が発電効率は良いそうです)、南向き、屋根の傾斜30度といった条件が関係するかも知れません。
後者の予測を下回った理由は、積雪によるもので、15日以降は日が照ってもほとんど発電できなくなっています。我が家は周囲に建物などがないので、屋根は西風をよく受けて予想通り積雪量が少なかったのは良いのですが、予想に反して積もった雪はほとんど落ちてくれませんでした。何日か落ちないと凍ってパネルに付着して氷点下が続く時期には落雪は期待できないことが分かりました。
屋根に凹凸ができたこと、それから寄棟なのでパネルが横長に段違いに配置されていることが落雪しない理由ではないかという気がしています。
ということで、我が家では屋根に梯子をかけて、屋根に上るのは恐いので梯子から届く範囲で雪を落とすことにしました(危険なので真似しないでくださいね)。一部でも雪がパネルを覆っていると発電量がぐっと下がってしまいますが、一番下のパネルの雪さえ落としてしまえば、そのパネルが太陽を受けて上のパネルの雪が解け、落雪しやすくなることが分かりました。我が家の場合は、ですが。
冷蔵庫を温める
11月の裏磐梯は二度ほど雪が積もって、すぐ融けてという感じで、去年同様根雪になるのはまだ先のようです。師走になった今日もうっすら雪景色。この時期、ニャンコたちは外に出てもすぐ戻ってきます。
さて、なるべく脱化石燃料・脱原発を目指したい我が家では、一番電気を食っている冷蔵庫をなんとかしたいと思い、廊下で稼働させてみました。キッチンとリビングを暖房で温め、食材は冷蔵庫で冷やすというのは効率が悪いと考えて。
同じことを考えている人もいるんですね。こちらによると、「冷蔵庫の消費電力は、室温が10℃上がると30%増すといわれてる」そうです。
http://blog.livedoor.jp/hatusetudenn/archives/cat_10052278.html
冷え込みの厳しい今朝、電力モニターを見ると謎の150Wほどの消費が発生していました。どこかでヒーターが作動しているのだろうと推測しつつ探ってみたところ、冷蔵庫が原因でした。コンプレッサーが動いていないのになぜ?
調べてみたところ、冷蔵庫は結露防止や野菜室の保温などで結構ヒーターを使っているのですね。冷蔵庫の表示を見ると、コンプレッサーよりヒーターの方がずっと電力消費量が高いし。
http://blog.livedoor.jp/m78_seiun/archives/50433872.html
冷蔵庫など家電の省エネ性能はどんどん向上しているというけれど、ヒーターの消費電力を加味してない測定でこういうことを謳われても、安直に信じて良いものだろうか?寒冷地の人は、要注意ですよね。去年のエアコンの爆風モードでの省エネ性能の過大表示は記憶に新しいところですしね。
http://www.eccj.or.jp/pamphlet/living/06/04_2.html
ということで結局、冷蔵庫は元通り、キッチンで稼働させることにしました。ちゃんちゃん。
煙突掃除
裏磐梯は日ごとに冷え込みが厳しくなり、そろそろ薪ストーブにあたりたい時季になってきました。そこで、初めての煙突掃除に挑戦してみました。
まずはショッピングサイトで煙突ブラシと棒を購入。 http://store.shopping.yahoo.co.jp/diytool/b1ecc6cdc1.html
煙突掃除は上(屋根)からもできるのですが高所作業は危ないので、下(室内)からやることにしました。まずは薪ストーブ上の可動部を取り外します(これがなかなか外れず苦労しました)。
煙突が外れたら、下から煙突にビニール袋をはめて、底に穴を開けて棒を差し込み、ブラシで煙突内側の煤を落として行きます(写真撮れませんでした)。
屋根まで約6メートルほど、無事に煤を取り除きました。暗くてよく分かりませんがたくさん煤が取れました。
ブラシと棒はネジで継ぐのですが、掃除中に左に回すとブラシが外れて、煙突の中に引っかかり取れなくなってしまう恐れがあるので、外れないようにガムテープなどで固定すると良いのだとか。
これでいつでも薪ストーブに点火できます。楽しみ~