冷蔵庫を温める

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11月の裏磐梯は二度ほど雪が積もって、すぐ融けてという感じで、去年同様根雪になるのはまだ先のようです。師走になった今日もうっすら雪景色。この時期、ニャンコたちは外に出てもすぐ戻ってきます。


さて、なるべく脱化石燃料脱原発を目指したい我が家では、一番電気を食っている冷蔵庫をなんとかしたいと思い、廊下で稼働させてみました。キッチンとリビングを暖房で温め、食材は冷蔵庫で冷やすというのは効率が悪いと考えて。

同じことを考えている人もいるんですね。こちらによると、「冷蔵庫の消費電力は、室温が10℃上がると30%増すといわれてる」そうです。

http://blog.livedoor.jp/hatusetudenn/archives/cat_10052278.html


冷え込みの厳しい今朝、電力モニターを見ると謎の150Wほどの消費が発生していました。どこかでヒーターが作動しているのだろうと推測しつつ探ってみたところ、冷蔵庫が原因でした。コンプレッサーが動いていないのになぜ?

調べてみたところ、冷蔵庫は結露防止や野菜室の保温などで結構ヒーターを使っているのですね。冷蔵庫の表示を見ると、コンプレッサーよりヒーターの方がずっと電力消費量が高いし。

http://blog.livedoor.jp/m78_seiun/archives/50433872.html


冷蔵庫など家電の省エネ性能はどんどん向上しているというけれど、ヒーターの消費電力を加味してない測定でこういうことを謳われても、安直に信じて良いものだろうか?寒冷地の人は、要注意ですよね。去年のエアコンの爆風モードでの省エネ性能の過大表示は記憶に新しいところですしね。

http://www.eccj.or.jp/pamphlet/living/06/04_2.html


ということで結局、冷蔵庫は元通り、キッチンで稼働させることにしました。ちゃんちゃん。