高く評価される日本の決断

鳩山政権発足後、25%削減目標や八ッ場ダム中止などに様々な非難の声が上がっています。そうした批判的な意見の裏には、既得権を守ろうとしたり、変化を阻もうとする意図が見え隠れしており、最後の悪あがきのようにも見えます。


しかし、国連気候変動首脳会合での鳩山首相の25%削減目標の表明は世界から高く評価され、経済界でも25%削減目標を強く支持する声も挙がっています。


温室ガス25%削減 同友会・桜井氏、強い支持表明

http://www.asahi.com/eco/TKY200910070370.html


9月28日~10月9日の日程でタイ・バンコクで開催されている国連気候変動会議でも、気候変動の国際交渉には非常に後ろ向きで、各国から激しく責められていた日本が、今回は終始高く評価されており、常連だった「化石賞」も今回は一つもとっていないのだとか。そして、日本のNGOのメンバーは、拍手を浴びて「おめでとう!」と言われ続け、日本はまさに世界の温暖化防止をリードする、ヒーローの座に躍り出たといえる状況のようです。

http://www.wwf.or.jp/activity/climate/world/kyoto/un-bnkk4/20091004.htm