外壁から考える暮らしづくり

先月、裏磐梯の家を訪れた大工さんから、家の外壁が浮いた部分から水が入っていて、柱も腐ってきているから、急いで年内に柱の補強と外壁の全張替えをした方が良いと言われた。後日届いた見積もり金額は200万を超えていた。

外壁交換で断熱効果が期待できる部分もあるので、やむなしだろうか?でも、この出費はあまりに痛いし、建築の知識がなくて、専門家の言いなりという状況もとてもよくない。

ということで家族会議の結果(?)、工事は見送りにしてもらい、サステナブルな建築を志されている方に教えを請うて、まずはそれなりの知識を得ることから始めることにした。その辺りを来年頑張らなくては。


ということで一件落着。ではなくて、外壁が浮いた部分と継ぎ目の部分(コーキング部分)は雪が降る前に水が入らないようになんとか処置をする必要がある。ネットにコーキングの方法があったので、何とかなりそうだけど、かなり高所作業だし、不安を抱えつつ、今月の裏磐梯訪問時にコーキング材やらハシゴやらもろもろ買ってとにかくやってみよう。


自分たちでは解決できない問題を前にして、お金を出して専門家に頼むのか、知恵と創意工夫、つながりの力を活用して解決策を探るのか、そんな課題を突きつけられたかのような今回の外壁問題。こんなことを繰り返して行く内に少しずつ暮らしを作っていくことを学んでいくのかもしれない。


ちなみに、今回のことがあったせいか、手に負えないと思っていた、ニャンコがボロボロにした相模湖の借家の引き戸のビニールクロスの張替えをする気になった。時間はかかるけど、素人でもやればできるものなんだなぁ、と実感した次第。