2013年の我が家のエネルギーの状況
2013年の我が家のエネルギー収支(金額ベース)は、2012年と比べるとほぼ横ばいで、8,300円ほど赤字でした。が、去年は薪を購入したため(4tトラック一台分で70,000円)赤字幅は大幅に増えます。ただ、これを何年で使いきるか、今後の薪の入手状況次第なので、一年でいくらかははっきりしないのと、去年と比較しやすいように、ということでグラフには入れていません。カーボン収支で考えれば、薪の分は0なんですけどね。^^;
ちなみに、天候不順の2013年でしたが、太陽光発電の発電量もほぼ横ばいで、2012年:3,428 kWh → 2013年:3,350 kWhと微減でした。
節電状況は、2012年:921 kWh → 2013年:810 kWh と一割強の削減となりました。前回書いたボイラーの凍結防止を止めたのが一番の要因でしょうか。
節電目標である一日の平均消費電力 2.0 kWh以下の月がどれくらいあったかというと、2月と4月の2回だけで、年間の平均は2.23 kWhでした。今年は何回目標が達成できるでしょうか?^^;
電力消費の目標達成!?
冬期、ボイラーの凍結防止機能により我が家の消費電力はぐんっと上昇します。このため、去年ウーファーのユウジくんとマサヨさんがお手伝いに来てくれたときに、ボイラーの周囲を断熱材で囲ってみました(右の写真)。そして、ボイラーは使う時以外は通電しないよう、ブレーカーを落とすことにしました(凍結防止のため、少なくとも一日一回は通電して、水を循環させるようにしています)。
その結果、今年1月の消費電力(太陽光パネルが発電した分の自己消費も含む)は、過去最少の59kWhとなりました。一日の平均消費電力を2.0kWh以下にしたいなぁという野望があったのですが、冬期に達成できるとは思いませんでした。すばらしぃ~
以下は、過去4年間の推移ですが、1、2月は良い感じで減ってますね~ が、そろそろ頭打ちかなぁという気もしています。
電力消費を減らすには、消費電力を見える化して、感覚的にではなく、具体的に電量消費の状況を把握することがとても有効と書いてきましたが、会津若松市では無償で電力消費測定器を提供する事業を行っているようですね。こんな取り組みが県内にどんどん広がると良いですね!
光熱費0円化計画 その2
すっかりブログの更新をさぼってますが、去年、我が家の光熱費について書いたので、その続きです。
太陽光発電が2年目を迎えて1年を通じて発電できたためにかなり売電できた一方、光熱費は前年比で2割ほど抑えられました。結果、収支は約65,000円ほどプラスでした(ぱちぱち)。
前回、ガソリン代も含めて検証すると書いてあったので、ガソリン代も加味してみました。
結果、約4,000円ほど赤字でした(おしい!)。必要な用事があっての燃料代なので、これは止むなしですね。
去年は薪を調達できず、今年は薪を買う予定なので、また状況が大きく変わる予定です。
あと、今年はいただいたソーラークッカーが活躍してくれそうです。
太陽光発電開始一周年
久々の更新ですが、最近は敷地内のもう一つの建物をセルフリフォーム中で、その様子はfacebookに書いてます。
早朝にネットで仕事をして、朝食が済んだら日中はリフォーム、日が暮れたらシャワーを浴びて、食事をして、少しPCに向かって、眠くて仕方なくなって、ふとんへもぐり込む、といった生活パターンの日々です。
忙しくて野菜づくりには手が回らないので、こちらは相方さんにお任せ。今年は寒くてなかなか成長してくれませんが、いろんな野菜たちがじわじわ育ってくれています。
さて、本題ですが、去年の今日、我が家では3.14kWの太陽光パネルを設置しました。ちょうど一年経ったので、今回はその状況報告です。
一年間の発電量が 3,251kWh 、売電価格が124,074円、モニターを設置したことによる節電効果が18,059円で合計142,133円。グラフは月々の売電と節電の推移です。
システム価格が補助金を引いて1,443,100円だったので、10年で98%償却できる見込みですね(100%にもうちょっと惜しい!)。
豪雪地帯でも自分で雪を下ろせる状況なら、十分採算が採れるということになりますかね。
ちなみに今年、福島県は太陽パネル設置に50,000円/kWの補助金を出すそうです。北塩原村は60,000円/kW助成してくれるので、なかなか良い条件ですよね。
そしてなんと!福島県は再生可能エネルギーの割合を、2020年に約40%、2030年に約60%、2040年には100%以上を目標に掲げているのです。ちなみにこれは電力の割合ではなくて、一次エネルギーの割合なんですよね。こういうことをもっとアピールすれば良いのに。
・福島県再生可能エネルギー推進ビジョン (導入目標は34ページ)
堅雪、枝集め
例年なら3月半ばくらいから雪がしっかり締まってかんじきやスノーシューがなくてもつぼ足で雪の上を歩けるのだけれども、今年は4月に入ってからも雪が降り、雪がしまったのはつい最近。
以前、地元の人はこんな日には林に行って、折れた枝を集めて燃料にしていたそう。林の中はこの前の嵐のせいで思った以上にたくさん枝が落ちている。ひと抱え集めては、数百メートル先の自宅まで運ぶ。それの繰り返し。
ついてきたわさびが木登りを始めたので、こちらも別な木のよじ登ってしばし休憩。登る前に挨拶して、太い枝に腰掛けて木にもたれかかると、何とも言えない安心感が湧いてくる。古くなった枝と嵐に感謝しながら、来冬の備えを進めている感じが、何だかすごく自然に寄り添った暮らしをしているようで嬉しくなる。
3日間で6往復して集めたのはこんな感じ。これをストーブに入るサイズに切って、冬まで保管しておく、と言ってもこれで焚きつけ一週間分くらいかな。
ワークショップルーム改装
2年前のリフォームのとき、自分たちでリビングの壁塗りと床張りをしました。この時、珪藻土がかなり余ったので、もうひと部屋同じようにしたいなと、ITスキルの労働交換で床材も入手し、準備万端のまま1年以上が過ぎ、ようやく先日、壁塗りと床張りを行いました。
借りてきた道具で、珪藻土を混ぜまぜして、ひたすら塗っていきます。珪藻土は漆喰に比べるとちょっと高価ですが、塗りやすいので素人向きの素材です。
こんな感じに自分好みにあしらうこともできるのも、壁塗りの楽しいところですね(写真だと分かりづらいですが)。
床張りはリビングと違ってシンプルな長方形なので、作業がはかどりました。
今回は二回目と言うこともあり、隙間なくきれいに仕上がりました。できないかもと思っても、いざやってみると人間いろんなことができるようになるものですね。^^;
光熱費0円化計画
過去3年間の我が家の水道光熱費を出してみました。
去年の収支は約2,500円16,000円*で、光熱費0円まであとちょっとという感じ。太陽光発電の自家消費と電力見える化による節電で電気代が大きく減っています。去年の7月から売電を開始したので、来年の収支は大きくプラスに転じるはずです。
*去年後半の電気代が集計されてませんでした。お詫びして訂正します。
来年はガソリン代も含めてエネルギー0円になるか検証してみたいと思います(ちなみに去年のガソリン代は約49,000円でした)。ちなみに我が家では、東側の落雪が多く、ガスボンベの固定金具がよく外れて危ないのと、薪ストーブクッキングで冬はガスを殆ど使わないので、来週ガスの契約を休止することにしました。これでガス代(冬場の基本料金)も減りそうです。
あと、細かいことを言うと、2009年の値は移住前と後の両方の光熱費です(移住前の住居の電気代は含まず、2008年末の住居購入後の電気代のみ)。それと、2009年の入居時に灯油タンクに大量に灯油が残っていたので、2009年と2010年の灯油代は実質は倍くらいかかっていると思います。