堅雪、枝集め

例年なら3月半ばくらいから雪がしっかり締まってかんじきやスノーシューがなくてもつぼ足で雪の上を歩けるのだけれども、今年は4月に入ってからも雪が降り、雪がしまったのはつい最近。


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以前、地元の人はこんな日には林に行って、折れた枝を集めて燃料にしていたそう。林の中はこの前の嵐のせいで思った以上にたくさん枝が落ちている。ひと抱え集めては、数百メートル先の自宅まで運ぶ。それの繰り返し。

ついてきたわさびが木登りを始めたので、こちらも別な木のよじ登ってしばし休憩。登る前に挨拶して、太い枝に腰掛けて木にもたれかかると、何とも言えない安心感が湧いてくる。古くなった枝と嵐に感謝しながら、来冬の備えを進めている感じが、何だかすごく自然に寄り添った暮らしをしているようで嬉しくなる。


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3日間で6往復して集めたのはこんな感じ。これをストーブに入るサイズに切って、冬まで保管しておく、と言ってもこれで焚きつけ一週間分くらいかな。