ミミズコンポスト

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我が家では数年前から生ごみを堆肥にするのにミミズコンポストを使っています。ミミズは有機物を土に変え、その土は植物の成長を促す成分を含んでいて一緒に出る液肥も良い肥料になります。

今までは発泡スチロールの箱を使っていたのですが、土を取りだすのが面倒なのと、ちょっと汚く見えるので、今回、ご近所さんをお誘いして、木箱のミミズコンポストを作りました。仲間と一緒にいろんな話をしながら行うものづくりは作業がどんどん進んで、すごく楽しいです。今回は写真のパーマカルチャー~自給自立の農的暮らしに~という本を参考にしました。

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30cm×18cmの板と15cmの角材で箱を作ります。材には事前に天然成分の防腐剤を塗布しました。


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下1cmほどに2cm間隔で穴を開け、細いローブを通します。ミミズの土は粘土のように固まるので、ロープの隙間から土が落ちることはありません。生ゴミが土になったら、ロープの隙間から土をかいて取りだします。


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最初は段ボールを敷いた上に土を入れ、水をかけて湿めらせ、その上にミミズくんたちを投入し、その上に生ごみを置きます。蓋をして完成!

ミミズくんは暗く湿った環境が好きなので、生ごみの上に新聞紙などをかけて常に湿らせておいてあげることが大切。時間が経つと次第にミミズくんが好きな環境が整ってきます。

ミミズくんが苦手なのは、柑橘類やネギ類、卵の殻など固いものなど。生ごみの量はミミズくんが処理できる範囲に収まるよう、様子を見ながら調整します。


ミミズくんがいかに素晴らしい存在か、みみずのカーロ―シェーファー先生の自然の学校などを読むと良くわかります。

皆さんもミミズくんと仲良くなりませんか?