薪ストーブで給湯

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積雪が例年より遅れていて、薪運びも残すところあと少しといったところですが、それでも土間にはかなりの量の薪を積み込みました。ひと冬分以上はあるかな?

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相方さんが今年最後の野菜を収穫してくれました。小さなハクサイとダイコン、それに春からゆっくり育ったネギやニンジン。ニンジンは小さいながらもとっても味が濃くて甘くって美味しかったです。


さて、最近巷では(日本を除く^^;)、国際エネルギー機関(IEA)が発表した2010年度の報告「World Energy Outlook 2010」が議論を巻き起こしているそうです。この中で「この先、在来型原油生産量は、2006年に記録した過去最高の7000万バレルには決して届かない。」と安い石油時代の終焉を明言しています。

そして、「オイルサンドやオイルシェールなど非在来型の原油生産も伸びており、石油生産全体のピークがすくに到来する訳ではないが、各国が協調してCO2排出量を抜本的に削減するエネルギーシステム改革を断行し、石油需要をピークアウトさせなければ、重要は増え続け、供給コストは増加し、石油利用の経済的負担は高まり、供給途絶への脆弱性は増し、世界の環境は深刻な悪影響を受ける」としています。

この中の非在来型石油の増産量については、楽観的過ぎるという声が多く挙がっているそうです。


そんな背景もあって、灯油で沸かしたお湯を使うときは胸の片隅がチクッと傷みます。一方、薪ストーブを使っているとお湯がどんどん沸いてもったいないので、シャワーに使う方法を考えてみました。

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といっても至って原始的なのですが ^^;、タンクに8リットルの水を入れ、薪ストーブで沸かした熱湯5リットルを投入すると、42~43℃のほどよい温度になります。このタンクを高めに配置してコックをひねってシャワーを浴びるという感じです。

身体を洗う時は石鹸を使わず、今年収穫したヘチマでごしごしするので充分。お湯も少なくて済むし、皮膚刺激が風邪予防にもなっているようです。

薪のエネルギーだけで浴びたシャワーは、心の芯まで温かくしてくれました。