裏磐梯に越してきて、早一か月。暖冬でなかなか雪が降らず、お陰で冬支度がいろいろとはかどりました。引っ越してからこれまでやったことをまとめてみました。
お世話になっている地元の方からいただいたレタスをプランターに移植して、日当たりの良いリピングで育てています。この時期でも採りたて新鮮野菜が食べられるのは本当に助かります。
長く放置されていた畑は、ヤナギやハンノキなどの樹木を他に移植し、固くしまった土を鍬で耕しました。食糧残渣を堆肥化したものをいただいたので、一部に梳き込み、タマネギとニンニクを植えました。堆肥はそのまま放置しておくと野生動物のエサになってしまうのだとか。
堆肥づくりにもちょっと挑戦。旧家屋の古くなった畳を利用して堆肥場をこしらえ、人気のない道路の側溝に溜まった落ち葉をかき集め、いただいた微生物たっぷりの肥料、ホームセンターで無料でもらえる米ぬか、春夏に刈って積んでおいたススキなどを重ね、覆いをして寝かせています。発酵熱で良くない菌や虫の卵などを殺せると良いのですが、この時期では難しそう。来年の堆肥づくりはもっと早い時期に行いたいと思います。
旧家屋は人も住まないので、屋根にも周囲にも雪が積もり、何もしないと窓ガラスが雪の重みで割れてしまいます。剥がした床板やそこらへんのトタンをかき集めて、窓を養生しました。ちなみに、割れていたガラスは、親類のガラス工務店の方に格安で新しいガラスを入れていただきました。
そして問題の外壁。一部の外壁が浮いていて、目地も隙間が目立ち、そこから水が浸みて、柱も傷んでいる状態とのことだったのですが、柱については早急に対応しなくても大丈夫のではないかと判断し、取り急ぎこれ以上水が入らないような処理のみすることにしました。
浮いた外壁に電動ドリルで穴を開けて釘を打ち、外壁を固定します。痩せたコーキング材(ゴムのようなもの)を丁寧にそぎ落とし、目地の奥に目地の幅に合わせてマスキングテープを張り、プライマーという接着剤を塗布して、コーキングガンを使って目地にコーキング材を注入、ヘラ(プラスチックスプーンで代用)でならす、という作業を行いました。外壁と同じ色のコーキング材がなかったのでちょっと目立ちますが、来年塗装もし直す予定です。
東南西の3面の目地の痛みがひどかったので、5メートルの高さくらいまで補修を行いました。高所作業は慣れるまでかなりびびりました。梯子を伝ってニャンコたちが登ってきたり、かなりスリリングな体験でした。^^;
地元の業者さんに依頼してドアの付け替え工事も行いました。南側の一番長めの良い部屋が自分たちの暮らし方に合わず、使い道がない状態だったためです。元々2つだった部屋の間仕切りが取り除かれ、1つの部屋に二つドアがある状態だったため、ドアを1つ外し、別な部屋の壁をぶち抜いて、こちらにドアを移設、元の部分は壁にしてもらいました。
クロス貼りは自分たちでやることにし、部材だけいただいたのですが、市販のものと違ってプロが使うものは素人にはなかなか扱いづらくて苦戦しました。。。
春にいただいて重ねたままだった薪。チェーンソーを買うにはまだ早いと思っていたのと、地元の方から手作業で木を切ると、動力や薪のありがたみがよくわかるとアドバイスしていただいたので、生木用の鋸を購入して、時間を見つけて一本一本手切りしました。身体は温まるし、田舎暮らしに必要な体力はつくし、良いことづくしですね。時間に余裕さえあれば。。。^^;
by もり