8月は2週間と長めに裏磐梯に滞在しています。
5月に植えたジャガイモは跡形もなくなっており、掘り返すと小さくてかわいいのが採れました。夜にはまだホタルが見れるし、天の川もはっきりと見えます。
毎日、畑や敷地内の草刈、薪割りや薪を鋸で切ったりしています。先日、お世話になっている地元の方から、使えそうな廃材があるよ、との情報をいただいたので「そろそろ旧家屋の使い方を明確化しなくては」ということで、相方さんと二人で話し合いをしました。
コンセプトは「化石燃料を使わないお家、トランジッションハウス」としました。
・ワークショップなどを開催し都会の人が持続可能な暮らしについて体験的に学べる場
・勉強会や交流会を開催して、地元の方も学べる場
・誰でも気軽に立ち寄れる場、地元の人同士、都会の人と地元の人の交流の場、地元の人の溜まり場
・情報発信の場
・地元の野菜直売など、経済的な交流も営む場
というようなイメージです。
具体的なアイテムは、以下のような感じ。
・気軽に立ち寄り、必要な情報が得られる(地元のことも、ピークオイルなど世界情勢に関わるようなことも)
・土間をつくって、畑の野菜などをその場で洗って、料理できるスペースにする
・周囲に、パーゴラやティピ風支柱(富士エコにあった)などを配置するなど、デザインも考慮したデモンストレーション用の果樹や野菜を植える
・道路に面したスペースには、目を楽しませてくれる在来種の草花など植栽する
・フェアトレードのコーヒー豆を焙煎して無料で飲める。豆は販売する。野草茶なども販売する
・地元の野菜や工芸品などの直売場とする
・かまどやピザ焼き釜をつくり、薪で煮炊きできる場とする
・コミュニティースペースをつくり、気軽に勉強会や交流会ができる場とする
・雨水タンクを設置(雪国なので雨どいはない。夏だけ雨どい設置?)する
・コンポストトイレや薪で炊ける風呂(五右衛門風呂?ドラム缶風呂?)を設置する
なかなか手が回らない状況でもあり、段階的にこれらを実現して行こうという計画です。
ステップ1:誰でも寄れる情報発信、情報交流の場
⇒元台所スペースをきれいにして、チラシなどを置く場をつくる。
ステップ2:憩いの場
⇒元茶の間を土間か板の間にして、気軽に休憩したり、お茶を飲んで交流したりできる場をつくる。
ステップ3:体験の場
⇒元玄関を土間にし、炊事場、かまどやピザ焼き釜を設置し、化石燃料を使わない料理などが体験できる場をつくる
ステップ4:交流の場
⇒床の間など3つの間をコミュニティースペースとして開放し、勉強会や交流会ができる場をつくる
う~ん、具体的なイメージが湧いてくると、モチベーションも上がってきますな。