太陽光発電の爆発的な普及に向けて
2006年、ドイツは日本を抜いて太陽光発電量世界一となりました。固定価格買取制度(FIT)という各戸で発電した電力を電力会社が高値で長期間買い取ることを保証する制度を導入したことが大きな理由だそうです。
逆に日本は2005年に補助金を打ち切ったため、太陽光発電設備の設置量が頭打ちとなり、ドイツとの差が開く一方という状況です。
地球温暖化や石油ピーク、原子力発電への不信感などから、自然エネルギーへの転換が急務であり、この固定価格買取制度の導入を急ぐ声が高まる中、24日経済産業省がこの制度の導入を発表しました。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090224AT3S2400L24022009.html
環境省に主導権を奪われたくない思惑も見え隠れしますし、遅きに失しているのではとか、固定価格での買い取りになってないのでは?など、難癖つけたい部分はいろいろありますが、これで日本の自然エネルギー普及に拍車がかかることは間違いないでしょうし、まずは歓迎したいと思います。
でも、太陽光発電の爆発的な普及への有効な制度となるよう市民がウォッチしていかないとですね。
(もり)