毎年恒例となっている、我が家の光熱費とCO2排出量の報告です。2023年はどのように変化したのか、そして環境への影響はどうだったのか、見ていきましょう。
光熱費の変化
2023年の我が家の光熱費は、合計で106,894円でした。これは前年より29,620円の増加です。主な原因は以下の通りです。
急速充電カードの支払い: これまで利用していた無料キャンペーンが終了し、月に2,200円から2,750円の費用が発生し、25,750円の増加となりました。
灯油代の増加: 灯油の使用量が少し増え、18リットルを8回使用しました。これにより、合計16,396円となりました。
電気代の微増: 電気の使用は481kWhから457kWhへと減少しましたが、料金はわずかに増加し、20,033円となりました。
水道料金の値上げ: 水道料金が4,620円増加し、17,820円になりました。
太陽光発電の売電は前年とほぼ変わらず1,678円増え、トータルの収支は29,252円のプラスで、前年より27,942円の減額となりました。ほぼ急速充電カードの料金分なので、この大きな負担については、そのうち何らか対策するつもりです。
CO2排出量の計算
環境への影響を考えるため、今年もCO2排出量を計算しました。前回からいくつか見直しを行い、特に、電力は自然エネルギー100%を選択しているため、排出量ゼロとして計算しています。具体的には、以下のように算出しました。*1
住居: 469kg-CO2
移動: 438kg-CO2
一人当たり: 合計907kg-CO2を家族人数で割り、一人当たり454kg-CO2
追記)ちなみに、売電することで近隣家庭のCO2排出量を削減でき、売電量が8,042kWh/年だったので、CO2排出削減量は2,501kg-CO2。
上記の排出量との差し引きで-1,594kg-CO2、一人当たり-797kg-CO2を削減できたということになります。
後述の「食」や「モノとサービス」は、シミュレーションによると自分の場合はどちらも1,000kg-CO2ほどなので、これらも加味すると生活全般の排出量は、約1,200kg-CO2となりました。1.5℃目標を満たすには2030年までに排出量を一人当たり1,000kg-CO2まで削減する必要があるとの試算があり*2、その値にかなり近い値でした。ちなみに、日本人の平均は7,600kg-CO2だそうです。*3
環境への取り組みと今後の目標
我が家では、日々の生活で「環境に優しい暮らしはお財布にも優しい」をモットーに暮らしの体質改善を進めてきました。しかし、光熱費の増加やCO2排出量を見ると、まだ改善の余地があることがわかります。例えば、灯油の消費をどうしたら減らせるのか、帰省は飛行機から鉄道に切り替えられないか、などは検討課題かと思います。
また、「じぶんごとプラネット」というサイトで生活全体のCO2排出量をシミュレートすると、住居や移動以外にも「食」や「モノとサービス」が大きな影響を与えていることがわかります。これらの領域でもCO2排出量を削減するための方法も引き続き模索していきたいと思います。
みなさんへのメッセージ
暮らしを環境に優しいものに変えるのは、時間がかかることもあります。時には、新しい家電を買うなど、初期投資が必要な場合もあります。でも、長期的には、このような変更がお金の節約につながりますし、結果として物価上昇の影響を軽減できます。さらに大切なことは、このような取り組みが未来の世代や自然にとっても良い影響を与えるということ。今、私たちが行動を起こすことで、これからの未来が地球にとってより良いものになるよう貢献できるということに、大きな喜びを感じます。
以下にいくつかお役立ち情報を紹介しておきます。
1.じぶんごとプラネット…質問に答えるだけでCO2排出量をシミュレートできます。
2.eneco …Looopでんきの再エネ100%のサービス。電気のCO2排出量をゼロとみなせます。
3.Yahoo! 乗換案内アプリ ... 電車、車、飛行機など利用時のCO2排出量を表示!